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冬のおしゃれを盛り上げるアイテムといえば、コート。デザイン性だけでなく、着心地や使い勝手のよさも外せないからこそ、本当に納得がいくものをチョイスしたいところ。そこでカジュアルの名手・モデル五明祐子さんに、今シーズン買うべきコートについて聞いてみました。審美眼が光る、選びの基準とは?
ノーカラーコートにポンチョをセットにしたマルチWAYコート。着回しやすさはもちろん、ウールを高混率で配合した機能面も自慢な一枚を、五明さんがスタイリング。
「セットで着用し、アウターを主役に。ケープが気の利いたアクセントを加えてくれるので、簡単に着映えが叶います。スリットから生まれる、動いたときの揺れ感もきれい。今回はコートの存在感を引き立てるため、裾からのぞくボトムと靴は黒で統一しておしゃれの引き算を。セットで着用しても続く、軽やかな着心地もうれしい。」
「ケープを外して、ノーカラーコートに。襟元がスッキリするので、ボリューミーなハイネックニットなどとも好バランスで着られます。こなれたムードカーキは、ベージュのグラデーションに羽織ると温かみがアップして秋冬らしい印象に。リラックス感があるので、休日にカフェへ行くときなど、のんびりしたいときに着たいコーディネートです。」
「今シーズン注目のケープを単品使いしました。手持ちのトップスにプラスワンするだけで、華やかさが高まります。例えばプリーツスカートを主役にした定番きれいめスタイルに合わせると、一気に洗練された上品なムードに。重心をさりげなく高めてくれるショート丈なので、スタイルアップも狙えそうですよね。」
「プライベートでもよく着ているブラウス×デニムに、これまた私が大好きなノーカラーコートを羽織った、安定感のあるスタイリング。ケープを外すとベーシックになるので、華やかなトップスやワンピースとも相性よく着られます。合わせるものを選ばずに、シーン問わず活躍してくれそうなネイビーもお気に入りです。」
五明 祐子
18歳の時に雑誌non-noモデルとしてデビュー後、数々の女性誌やCM、広告に出演。最近はテレビやトークイベント、ファッションブランドとのコラボ、プロデュースを手掛けるなど活躍の場を広げている。またInstagramでも大人カジュアルなコーディネートを発信中。2020秋に始めた公式YouTube GOMYO CHANNELでは自身のファッションやライフスタイルを動画で紹介している。
強瀬 優佳
2008年にサザビーリーググループ株式会社ファーイーストカンパニーに入社。その後、いくつかの小売ブランドやメーカーを経て、2014年デザイン個人事務所を開業。ワールドグループ株式会社インターキューブ、株式会社アーバンリサーチで商品開発ディレクター職を務めた後、現在はReNorm by A.T商品開発ディレクターの他、アーバンリサーチ商品開発ディレクター、株式会社NDCジャパン クリエイティブディレクターなどを務める。